2024年6月25日
住宅工法
耐震・免震・制震について①
こんにちは! 注文住宅の相談窓口和歌山店の吉川です!
本日の「お役立ち情報」ですが、
今回は住宅の施工方法で重要な部分となる耐震・免震・制震のうち、耐震についてお話します!
似たような言葉だけどね、それぞれに微妙な違いがあるんだよ。
耐震とは?
耐震は建物を強くすることで地震の揺れに耐えようとする施工方法です。
つまり、『揺れに耐える』施工方法なのです。
壁に筋かいを入れたり、部材の接合部を金具で補強したりして、建物を強くします。
地震力(地震が起こることで建物に作用する力)は、
主に重量のある床や屋根にかかります。
なので、これらを支える柱や梁なども含めて、
建物全体をバランスよく補強しなければなりません。
耐震は、最も一般的な施工方法であり、一戸建て住宅やマンション、オフィスビルや学校といった
さまざまな建物で採用されています。
どんなメリットがあるの?
①建築コストが安い
※建築基準法で、耐震基準が定められています。
しかし、上記の耐震基準は最低基準なので、より地震に強い建物を建てたい場合は、
コストをかけて補強する必要があります。
②工期が短い
耐震は、最も多く採用されている施工方法です。
後述する免震や制震ほど特殊な工事を必要としないので、
工期を短く抑えることができます。
③自由に設計がしやすい
免震を採用すると地下室が設けられなかったり、装置を設置するスペースが必要になったりしますが、
耐震においては大きな制約はありません。
ただし、補強のための筋かいや耐震壁などによって、開口の位置や大きさが制限されるケースもあるため、
事前によく建築するハウスメーカー様と相談をしましょう!
どんなデメリットがあるの?
①上の階ほど大きく揺れる
耐震の場合、地盤の揺れが直接的に建物に伝わってしまうため、大きな揺れを感じることも多くなります。
②家具の転倒などの事故も起きやすい
建物の損傷がない場合でも、家具が倒れてケガをする可能性もあります。
家具を壁に固定しておくなど、対策をしておきましょう。
③繰り返しの揺れに弱い
建物は頑丈ではありますが、何度も地震力を受けることで部材の損傷が大きくなり、
倒壊してしまう可能性もあります。
揺れが頻発したときや、大きな地震が発生した後は、
適切な点検とメンテナンスを行いましょう。
【ちなみに……】
日常生活でたまに見かける「耐震等級」という言葉がありますが、
今回のお役立ち情報の中に出てきた「耐震基準」とは違います。
出典:一般社団法人 住宅性能評価・表示協会地震などに対する強さ(構造の安定)
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